札幌といえば美味しいパンの街として有名ですが、その中でも地元の人に特に愛され続けているパン屋があります。
それが「どんぐり」です。
40年以上にわたって札幌市民の食卓を支え、今では12店舗を展開する人気ベーカリーの秘密に迫ります。
札幌のローカルグルメが熱い!地元民が愛する絶品グルメを徹底紹介(新しいブラウザータブで開く)
北海道パワー全開!セイコーマートが愛される5つの秘密(新しいブラウザータブで開く)
どんぐりってどんなパン屋?
どんぐりは、1983年に札幌で生まれた地元密着型のベーカリーです。「焼きたて、できたて」にこだわり、一日に何度もパンを焼き上げることで、お客さんがいつ来てもおいしいパンが食べられるお店作りを心がけています。
現在は札幌と江別に合わせて12店舗を構え、年間でちくわパンだけでも約84万個を販売している北海道を代表するベーカリーチェーンに成長しました。約170種類もの豊富な商品ラインナップで、惣菜パンから甘いパン、ハード系パンまで幅広く取り揃えています。
どんぐりの本社はどこ?
株式会社どんぐりの本社は、北海道札幌市白石区に置かれています。1983年の創業当初は札幌市豊平区美園の美園市場からスタートしましたが、1992年に現在の白石区南郷通エリアに移転し、長年地域に根ざした営業を続けてきました。
2025年6月には本店が豊平区月寒東4条8丁目の新しい場所に移転し、店舗面積が従来の3倍に拡張されました。新しい本店にはカフェスペースも併設され、より多くのお客さんに愛されるお店として生まれ変わっています。
名物「ちくわパン」の誕生秘話
どんぐりといえば、なんといっても「ちくわパン」が有名です。実はこの商品、全国的にも珍しい札幌発祥のローカルグルメなんです。
ちくわパンが生まれたのは1985年頃。創業者の一人である野尻好子さんとお客さんとの何気ない会話から生まれました。「お弁当のおかずって、パンに合うんじゃない?」という一言がきっかけで、ちくわの穴にツナマヨを詰めてパンと一緒に焼き上げるという斬新なアイデアが実現したのです。
現在では年間約84万個も販売されるほどの人気商品となり、札幌市民のソウルフードとして親しまれています。
人気商品ランキング
どんぐりには多くの人気商品がありますが、特におすすめなのが以下の商品です:
1位:ちくわパン(156円) 札幌名物として全国に知られる看板商品。ちくわの穴にツナマヨが詰められ、絶妙なハーモニーを楽しめます。
2位:ニューシナモンロール デニッシュ系パンの中で最も人気が高い商品。香ばしいクルミとアーモンドクリームの組み合わせが絶品です。
3位:各種惣菜パン 地域密着型ならではの家庭的な味わいが魅力。毎日食べても飽きのこない優しい味付けが特徴です。
どんぐりの歴史を振り返る
どんぐりの始まりは、実はパン屋ではありませんでした。1983年3月、札幌市中央区円山エリアに「珈琲舎どんぐり」という小さな喫茶店として開業。店名は、お店の前にあったどんぐりの木から名付けられました。
同年10月に豊平区美園市場に「ベーカリーどんぐり」として新たにスタートし、1989年に株式会社として法人化。地域密着型の経営方針を貫きながら着実に成長を続け、現在の地位を築き上げました。
2020年には大通店横に「てづくりおむすびの店 どんぐり」も開業し、パンだけでなくおむすびでも地元の人々に愛される存在となっています。
お店で楽しむためのコツ
どんぐりを訪れる際は、朝の早い時間帯がおすすめです。焼きたてのパンが次々と並び、一番おいしい状態で商品を選ぶことができます。
また、各店舗では定期的に限定商品や季節商品も登場するため、公式サイトやInstagram(@donguri.official)をチェックして最新情報を確認してから訪問すると、より楽しめるでしょう。
オンラインショップも運営されているので、遠方の方や外出が難しい方でも、どんぐりの味を楽しむことができます。
よくある質問(FAQ)
Q: どんぐりの営業時間は?
A: 店舗によって異なりますが、多くの店舗が朝7時頃から夕方まで営業しています。最新の営業時間は公式サイトで確認してください。
Q: ちくわパン以外におすすめの商品は?
A: ニューシナモンロールやライ麦食パンなど約170種類の商品があります。甘いものから惣菜パンまで幅広く楽しめます。
Q: 全店舗でちくわパンは買える?
A: はい、どんぐりの全12店舗でちくわパンをお買い求めいただけます。
Q: 駐車場はある?
A: 多くの店舗に駐車場を完備していますが、詳細は各店舗情報をご確認ください。
Q: オンライン購入は可能?
A: 公式オンラインショップ(BASE)で一部商品の購入が可能です。
※店舗情報や商品の詳細、営業時間などは変更される場合があります。最新情報は公式サイト(https://www.donguri-bake.co.jp/)や公式Instagram(@donguri.official)でご確認ください。
セイコーマートの「ホットシェフ」が北海道で愛される理由とは?(新しいブラウザータブで開く)