「コーティングした車って洗車していいの?」「どうやって洗ったらいいかわからない…」そんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。答えはYES!コーティング車も洗車は必要です。でも正しい方法で洗わないと、せっかくのコーティングが台無しになってしまうかも。
なぜコーティング車も洗車が必要なの?
コーティングをしたからといって、汚れが全くつかないわけではありません。走っているうちに砂やホコリ、鳥のフンや虫の死がいなどは必ずついてしまいます。
特に鳥のフンは要注意!強い酸性でコーティング被膜を溶かしてしまうので、見つけたらすぐに落としましょう。放置するとコーティングが劣化して、せっかくの効果が台無しになってしまいます。
手洗いが基本!洗車機は使い方に注意
手洗い洗車が一番安全です。洗車機のブラシはコーティング被膜に細かいキズをつけてしまう可能性があります。
でも忙しくて手洗いできない時は、洗車機も使えます。ただし以下の点に注意してください:
- コーティング施工から1ヶ月間は手洗いのみ(被膜が完全に硬化するまで)
- 「水洗い」か「シャンプー」コースを選ぶ
- ワックスコースは絶対NG(コーティングが劣化する)

簡単3ステップ!正しい手洗い洗車のやり方
ステップ1:しっかり水で流す
まずホースで全体を水洗いして、砂やホコリをしっかり落とします。これを怠るとスポンジで洗う時にキズがついてしまいます。
ステップ2:泡で優しく洗う
バケツで中性カーシャンプーをたっぷり泡立てて、その泡をクッションにしながら優しく洗います。力を入れてゴシゴシ洗うのは禁物!コーティング車は軽い力で汚れが落ちます。

ステップ3:水滴を完全に拭き取る
最後にマイクロファイバークロスで水滴を残さず拭き取ります。水滴が残ると水シミ(イオンデポジット)の原因になってしまいます。

どのくらいの頻度で洗車すればいい?
洗車の頻度は駐車環境と車の色で決まります:
屋外駐車(青空駐車)の場合
- 黒・紺などの濃い色:週1回
- 白・シルバーなどの淡い色:月2回
屋内駐車(ガレージ)の場合
- 濃い色の車:月2回
- 淡い色の車:月1回
汚れが目立ってきたら、上記の頻度に関係なく洗車しましょう。特に鳥のフンがついた時はすぐに洗車してください。

これだけは避けて!洗車時の注意ポイント
- 炎天下での洗車はNG:水滴がすぐ乾いてシミになります
- 中性カーシャンプーを使う:研磨剤や撥水剤入りはコーティングを傷めます
- 優しく洗う:コーティング車は軽い力で汚れが落ちるように作られています
- ワックスは使わない:コーティングの上にワックスを塗ると汚れがつきやすくなります

まとめ
コーティング車の洗車は決して難しくありません。「水で流す→泡で優しく洗う→しっかり拭き取る」この3ステップを守れば、コーティングの効果を長持ちさせながら愛車をピカピカに保てます。
大切なのは優しく、こまめにお手入れすること。せっかくのコーティング、正しい洗車でその効果を最大限に活用しましょう!
注意:洗車方法は施工したコーティングの種類によって異なる場合があります。詳しくは施工業者やコーティング剤の説明書をご確認ください。