札幌の日帰り温泉完全ガイド:市内から郊外まで極上の湯めぐり

当ページのリンクには広告が含まれています。
温泉露天風呂風景

札幌は北海道の中心都市として知られていますが、実は温泉天国でもあります。

市内から車で気軽に行ける郊外の名湯まで、日帰りで楽しめる温泉施設が数多く点在しています。

今回は、札幌で日帰り入浴が楽しめる温泉施設を徹底的にリサーチし、それぞれの特徴やアクセス、料金などをご紹介します。

札幌観光の合間に、あるいは地元の方の日常の癒しとして利用できる日帰り温泉を網羅的にまとめました。

目次

札幌市内の日帰り温泉・スーパー銭湯

1. すすきの天然温泉 湯香郷(ゆこさと)

特徴:札幌の繁華街すすきのの中心に位置するジャスマックプラザの温泉施設。天然温泉の露天風呂もある贅沢な空間です。

営業時間【温泉】10:00~翌0:00(最終受付23:00)
アクセス:地下鉄すすきの駅から徒歩約5分
料金:大人(中学生以上)2,500円、子ども(小学生)1,300円
泉質ナトリウム – 塩化物(弱食塩泉)
効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性、疲労回復など

2. 苗穂駅前温泉 蔵ノ湯

特徴:JR苗穂駅前にある比較的新しい施設で、リーズナブルな料金と充実した浴槽が魅力。サウナや露天風呂など、銭湯価格で本格的な温泉が楽しめます。

営業時間:10:00~24:00(最終入館23:00)
アクセス:JR苗穂駅から徒歩約4分
料金:大人500円、子ども(小学生)150円
温泉の種類:ナトリウム-塩化物泉
効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性、疲労回復など

3. 新琴似温泉 壱乃湯

特徴:地元の人に愛される北区の温泉施設。ゆったりとした露天風呂や、様々なタイプのサウナが楽しめます。家族連れから高齢者まで幅広い世代に人気です。

営業時間:10:00~24:00(最終入館23:30)
アクセス:地下鉄麻生駅からバスで約10分
料金:大人500円、子ども(小学生)150円

札幌近郊の日帰り温泉

1. 定山渓温泉エリア

定山渓温泉は札幌市南区に位置し、札幌市内から車で約1時間の場所にある北海道を代表する温泉地です。豊平川沿いの渓谷に位置し、自然に囲まれた環境で温泉を楽しめます。

定山渓鶴雅リゾートスパ 森の謌

特徴:広大な敷地に広がる豪華リゾート温泉施設。大浴場、露天風呂など多彩な入浴施設と、ランチビュッフェがセットになった日帰りプランが人気です。日帰り入浴のみはできないようです。

営業時間:11:30~14:30(日帰り入浴プラン)
アクセス:札幌駅から定山渓温泉直行バス「かっぱライナー号」で約60分
料金:ランチビュッフェ付き日帰り入浴プラン:大人3,900円、2歳以上小学生2,400円
温泉の種類:ナトリウム塩化物泉
効能:神経痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進など

定山渓温泉 湯の花 定山渓殿

特徴:定山渓の中心部に位置する日帰り入浴施設。内湯、露天風呂、サウナなどが揃い、手頃な料金で本格的な温泉が楽しめます。

営業時間:10:00~21:00(最終入館20:30)
アクセス:札幌駅からバスで約75分「定山渓車庫前」停留所下車
料金:大人980円・子供450円
温泉の種類:ナトリウム-塩化物泉
効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、冷え性、疲労回復

定山渓 鹿の湯

特徴:明治時代から続く老舗旅館の日帰り入浴施設。源泉かけ流しの湯を堪能できる本格的な温泉です。和の雰囲気の中でゆっくりと温泉を楽しめます。

営業時間13:00~21:00 (受付終了20:00)変更多く要確認
アクセス:札幌駅からバスで約70分「定山渓湯の町」停留所下車徒歩約10分
料金:大人1,500円、子ども750円
温泉の種類ナトリウム-塩化物泉
効能筋肉痛、関節痛、筋肉のこわばり、胃腸機能の低下、高血圧、糖尿病、痔、自律神経不安定症、冷え性、皮膚乾燥症など

2. 小金湯(こがねゆ)温泉

札幌市南区に位置し、定山渓に向かう途中にある温泉地。札幌市街地からのアクセスが良く、気軽に立ち寄れる日帰り温泉として人気です。

湯元小金湯

特徴:自然に囲まれた開放的な露天風呂が魅力の温泉施設。北海道らしい雰囲気を楽しめます。

営業時間:10:00~23:00(最終入館22:00)
アクセス:札幌駅からバスで約45分「小金湯」停留所下車徒歩約5分
料金:大人950円、子ども450円
温泉の種類単純硫黄泉(弱アルカリ性)
効能皮膚病、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、疲労回復、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期など

札幌から日帰りで行ける少し離れた温泉地

1. 石狩湾温泉

札幌市の北西、石狩市に位置する温泉地。日本海に面しており、温泉に入りながら夕日や海の景色を楽しめるのが大きな魅力です。

番屋の湯

特徴:石狩湾を一望できる絶景の露天風呂が自慢の温泉施設。石狩名物の「石狩鍋」などの食事も楽しめます。

営業時間10:00~24:00
アクセス:札幌駅から車で約50分
料金:大人800円、子ども100円
温泉の種類ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物強塩泉
効能美肌効果、冷え性、アトピー、関節痛、神経痛、筋肉痛、疲労回復など

2. 支笏湖温泉

札幌市の南西、千歳市に位置する美しい湖・支笏湖の畔にある温泉地。透明度の高い湖と温泉を同時に楽しめる観光スポットとしても人気です。

湖畔の宿 支笏湖丸駒温泉旅館

特徴:支笏湖を眺めながら入れる露天風呂は絶景。肌に優しい湯質が特徴です。

営業時間10:00~14:00(15:00ご退館)
アクセス:札幌駅から車で約1時間10分
料金:大人1,200円、子ども600円
温泉の種類ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉
効能神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・うちみ・くじき・痔疾・慢性消化器病など

札幌日帰り温泉の賢い楽しみ方

時間帯による選び方

札幌の日帰り温泉・スーパー銭湯は、時間帯によって混雑状況や料金が異なることがあります。より快適に温泉を楽しむためのポイントをご紹介します。

平日の昼間(10:00~15:00)

最も空いている時間帯で、ゆったりと温泉を楽しめます。特に高齢者に人気の時間帯です。一部の施設では平日割引を実施しているところもあります。

平日の夕方~夜(17:00~21:00)

仕事帰りの利用者が増え、少し混雑します。特に市内の温泉施設はサラリーマンなどの利用が多くなります。

土日祝の午前中(開店~12:00)

比較的空いている時間帯ですが、家族連れが増える傾向があります。早起きして訪れるのがおすすめです。

土日祝の午後(12:00~17:00)

最も混雑する時間帯です。特に定山渓温泉など観光地の温泉施設は非常に混み合います。待ち時間が発生する場合もあるため、余裕を持った計画が必要です。

季節による楽しみ方

春(4月~5月)

雪解けの時期で、まだ肌寒い日が続くため温泉が特に心地よく感じられます。定山渓温泉では桜と温泉の両方を楽しめる時期です。

夏(6月~8月)

暑い季節ですが、北海道の夏は比較的涼しく、夕方以降は温泉が気持ちよく感じられます。サウナと水風呂の組み合わせが特に人気です。

秋(9月~11月)

紅葉と温泉の組み合わせが楽しめる絶好のシーズン。特に定山渓温泉や小金湯温泉など、自然に囲まれた施設では色鮮やかな景色を眺めながら入浴できます。

冬(12月~3月)

雪景色を眺めながら温泉に入るのは北海道ならではの楽しみ方。特に露天風呂では、雪が降る中での入浴体験ができます。冷えた体を温める効果も高く、最も温泉が気持ちよく感じられる季節です。

まとめ:札幌の日帰り温泉の選び方

札幌には市内から郊外まで、様々なタイプの日帰り温泉があります。自分の目的や好みに合わせて選ぶことができます。

目的別おすすめ施設

リラックス重視:定山渓温泉エリアの施設(森の謌、定山渓殿など)

アクセス重視:市内の施設(湯香郷など)

コスパ重視:スーパー銭湯系施設(苗穂駅前温泉 蔵ノ湯、新琴似温泉 壱乃湯など)

景観重視:石狩湾温泉 番屋の湯、支笏湖丸駒温泉旅館など

家族向け:湯元小金湯など

札幌の日帰り温泉は、観光客はもちろん、地元の人にも愛されている癒しのスポットです。

疲れた体を癒やしたいとき、特別なひとときを過ごしたいとき、ぜひ札幌の日帰り温泉を訪れてみてください。

四季折々の景色と共に楽しめる温泉は、きっと心に残る体験になるでしょう。

【ご注意】: 温泉施設の営業時間・料金・サービス内容は、季節や状況により変更になる場合があります。

訪問前には必ず各施設の公式サイトや公式SNSで最新情報をご確認いただくことをお勧めします

特に冬季は天候による営業時間の変更も考えられますので、ご来場の際は事前の確認をお忘れなく。

目次