札幌時計台とは?歴史や入場料、有名な理由を徹底解説!

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札幌時計台

札幌を訪れる観光客の多くが立ち寄る「札幌時計台」。

正式名称は「旧札幌農学校演武場」といい、札幌のシンボルとして140年以上も時を刻み続けている歴史的な建物です。

でも、なぜこんなに有名なのでしょうか?入場料はいくらなの?そんな疑問にお答えします。

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目次

札幌時計台の歴史

札幌時計台は、今の北海道大学の前身である「札幌農学校」の体育館として、1878年(明治11年)に建てられました。建設のきっかけを作ったのは、あの有名な「少年よ、大志を抱け」という言葉で知られるクラーク博士です。

当初は時計塔がなく、小さな鐘が屋根についているだけでした。しかし、開拓長官の黒田清隆の指示により、1881年(明治14年)に時計塔が設置されることになり、今の姿になったのです。時計はアメリカのボストンから取り寄せた振り子式で、なんと今も現役で動いています。

毎時ちょうどに鐘が鳴り響き、1時なら1回、2時なら2回というように、1日に合計156回も時を告げています。この鐘の音は約4キロメートル先まで届き、札幌の街に美しい音色を響かせています。

札幌農学校が1903年(明治36年)に現在の北海道大学の場所に移転した後、時計台は札幌区(現在の札幌市)が買い取りました。1906年(明治39年)には道路整備のため、約100メートル南の現在地に移築されました。このとき、時計塔と時計機械をつけたまま慎重に建物が移動されたというから驚きです。

なぜ有名なの?

札幌時計台が有名になった理由は、北海道開拓の歴史を象徴する建物だからです。北海道の発展とともに歩んできた時計台は、地元の人々にとって特別な存在。観光ガイドブックやポスターにも頻繁に登場し、「札幌といえば時計台」というイメージが定着しました。

1970年(昭和45年)には国の重要文化財に指定され、現存する日本最古の時計塔としても知られています。この歴史的価値の高さも、時計台が注目される理由です。

一方で、「日本三大がっかり名所」の一つとしても知られています。これは、写真で見るより実際の建物が小さく感じられたり、周囲がビルに囲まれていて景観が期待と違ったりするためです。しかし、内部の展示や夜のライトアップは評価が高く、「意外と良かった」という声も多く聞かれます。歴史を知ってから訪れると、建物の価値が分かってもっと楽しめるはずです。

入場料と営業時間

札幌時計台の入場料はとてもリーズナブルです。

  • 大人:350円
  • 高校生以下:無料
  • 団体(20人以上):300円

営業時間は8時45分から17時10分まで(入館は17時まで)で、年始の1月1日から3日は休館となります。

館内では、札幌農学校や時計台の歴史を紹介する資料が展示されており、時計の機械室を見学することもできます。精密な歯車や重りが動く様子は、見ていて飽きません。2階のホールでは、当時の面影を感じられる空間が広がっています。

アクセス方法

JR札幌駅から徒歩約10分、地下鉄大通駅からも徒歩約5分と、アクセスは抜群です。札幌の中心部にあるため、他の観光スポットと合わせて訪れやすいのも魅力です。駐車場は専用のものがないため、近隣の有料駐車場を利用するか、公共交通機関でのアクセスがおすすめです。


FAQコーナー

Q1. 札幌時計台は写真撮影できますか?


A. はい、建物の外観も内部も自由に撮影できます。特に2階の窓から見える時計の文字盤は人気の撮影スポットです。外から撮る場合は、少し離れた場所から撮影すると建物全体がきれいに収まります。

Q2. 時計台の鐘の音は実際に聞けますか?


A. 毎時ちょうどに鐘が鳴ります。時間を合わせて訪れれば、歴史ある鐘の音を直接聞くことができます。澄んだ音色は、約4キロメートル先まで届くほどです。

Q3. がっかり名所って本当ですか?


A. 期待値によって感じ方は人それぞれです。ただし、歴史を知ってから訪れると、建物の価値が分かって楽しめるという声も多いです。夜のライトアップは特に美しいと評判で、昼間とは違った雰囲気を味わえます。

Q4. 所要時間はどのくらいですか?


A. 館内の見学は30分から1時間程度が目安です。展示をじっくり見たい場合や、時計の機械室を詳しく観察したい場合は、もう少し時間があると良いでしょう。

Q5. クラーク博士との関係は?


A. クラーク博士は札幌農学校の初代教頭で、時計台の建設を提案した人物です。「少年よ、大志を抱け」という名言で有名な博士が、この建物の誕生に深く関わっています。時計台前にはクラーク博士の像も設置されており、一緒に記念撮影ができます。

Q6. 時計台は移動したことがあるって本当?


A. 本当です。1906年に道路整備のため、約100メートル南の現在地に移築されました。驚くべきことに、時計塔と時計機械をつけたまま慎重に移動されたそうです。


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※ご注意
営業時間や入場料は変更される場合があります。訪問前に公式サイトで最新情報をご確認ください。

公式サイト
https://sapporoshi-tokeidai.jp/

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