【山岡家】ガツンとくる濃厚ラーメンの魅力を徹底解説!

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山岡家

みなさんは「ガツンと来て、くせになる」というキャッチフレーズで知られる「山岡家を知っていますか?山岡家のラーメンはその確かな味わいで、多くの人を虜にしています。

赤い看板に白い文字が特徴的な、全国150店舗以上を展開する人気ラーメンチェーンです。

特に深夜や早朝に営業している店舗が多く、長距離ドライバーや夜勤明けの人たちの強い味方として親しまれています。

今回は、山岡家のルーツから本当の本店はどこにあるのか、なぜそのラーメンがクセになるのか。よく間違えられる「家系ラーメン」との違いまで、徹底的に解説します!

山岡家はどこで生まれたの?北海道発祥じゃないって本当?

「山岡家は北海道のラーメンチェーン」と思っている人も多いでしょう。

確かに現在の本社は北海道札幌市東区にありますが、実は山岡家の発祥の地は茨城県牛久市なんです!

山岡家の歴史は1980年2月、現在の代表取締役会長の山岡正さんが東京都江戸川区で有限会社丸千代商事を設立。これが山岡家の真の出発点でした。

最初は弁当のフランチャイズ店を経営していたそうです。

そして1988年、茨城県牛久市の国道6号線沿いに「ラーメン山岡家」の1号店をオープン。

現在もこの牛久店は営業しており、店内は若干リニューアルされていますが、外観はあまり変わっていないそうです。

北海道進出は1992年5月のこと。

札幌市のすすきのエリアに北海道1号店をオープンさせました。

その後、1993年3月には北海道での店舗展開を積極的に行うため、札幌市中央区に株式会社山岡家を設立。

以降、北海道を中心に急速に店舗数を増やしていきました。

現在の運営会社は「株式会社丸千代山岡家」。

2003年5月に有限会社丸千代商事から株式会社丸千代商事へと組織変更し、2006年3月に現在の社名に変更されました。

山岡家のラーメンはなぜクセになるの?その秘密を解説!

山岡家のラーメンがクセになる最大の理由は、やはりその「濃厚な豚骨スープ」にあります。

山岡家のスープは「水と豚骨だけ」で作られています。丸3日間(72時間)煮込み続けてようやく完成するという徹底ぶり。

各店舗の厨房には、仕込んだ初日、2日目、3日目と並んでいるそうです。そして完成した4日目の寸胴(大きな鍋)が揃います。

セントラルキッチンではなく、各店舗で丁寧に時間をかけて作られるこのスープは、臭みがなく舌触りがクリーミーです。まさに「ガツンとくる」パンチのある味わいなんです。

これは他のチェーン店にはない山岡家の大きな特徴です。

豚骨をじっくりと煮込むことで深みとコクが生まれます。それでいてスッキリとした飲みやすさがある山岡家独特のスープが完成します。

24時間営業の店舗が多い山岡家だからこそ可能なことです。毎日途切れることなく続く仕込み作業がこの味を支えているんですね。

また、山岡家と言えば「ネギ」も有名です。山盛りの白髪ネギがのった「ネギラーメン」は、山岡家の看板メニューの一つ

このネギも各店舗で手作業でカットしているこだわりよう。

豚骨の濃厚さとネギの爽やかさが絶妙なバランスを生み出しているんです。

こうした「手間を惜しまない」姿勢が、山岡家のラーメンをクセになる一杯に仕上げているのでしょう。

山岡家と家系ラーメンの違いは?よく間違えられるけど全然違うんです!

山岡家のラーメンは、その見た目や濃厚さから「家系ラーメン」と間違えられることがよくあります。

でも実は、両者はまったく異なるラーメンなんです。

最大の違いは「鶏油(チーユ)」の有無です。家系ラーメンの最大の特徴は鶏油を使用していること。一方、山岡家のラーメンには鶏油は使われていません。

また、スープのベースも異なります。家系ラーメンは豚骨と鶏ガラの合わせスープが基本ですが、山岡家は豚骨100%のスープ。この点も大きく違います。

家系ラーメンはもともと「吉村家」から派生した横浜発祥のラーメンですが、山岡家は茨城県牛久市発祥の独自のラーメンということになります。

確かに見た目は似ていて、どちらも濃厚でボリューミーなイメージがあります。しかし、じっくり味わうとその違いがはっきりわかるでしょう。

山岡家のおすすめメニューは?定番から人気メニューまで紹介!

山岡家のレギュラーメニューには「醤油」「味噌」「塩」「特製味噌」「辛味噌」などがあります。

初めて行くなら、やはり定番の「醤油ラーメン」がおすすめ。

山岡家の基本的な味わいを楽しめます。特に「醤油ネギラーメン」は濃厚な豚骨ベースの醤油スープとたっぷりの白髪ネギが特徴です。醤油のキレと豚骨のコクが絶妙に調和していると評判です。

「塩ラーメン」もファンが多く、特に「プレミアム塩とんこつラーメン」は濃厚な豚骨スープに数種類の塩をブレンドした独自の塩だれを使用。まろやかでありながらもしっかりとした塩味が感じられるバランスの良さが魅力です。

マニアの間で人気なのが「特製味噌ラーメン」。通常の味噌ラーメンよりも味噌の風味・塩味・コクが強く、より上品で濃厚な味わいが特徴です。さらにパンチが欲しい人は「辛味噌ラーメン」がおすすめ。辛さと濃厚さの組み合わせがクセになります。

また、一部のコアなファンの間では「醤油つけ麺」を推す声も。濃厚なつけ汁と麺の相性が抜群で、早く食べたい時にもおすすめだそうです。

公式アプリをダウンロードすれば、限定クーポンが手に入ることも。頻繁に利用する方はチェックしてみてくださいね。

また「810(ハチイチマル)食法」や「野獣食い」と呼ばれる食べ方も山岡家ファンの間では有名。

これは麺を食べ終わった後にライスをスープに投入して食べる方法です。最後の一滴まで山岡家の濃厚スープを楽しめると評判です。

山岡家はどこにある?札幌を中心に全国展開中!

現在、山岡家は北海道を中心に全国に150店舗以上を展開しています。特に札幌市内には15店舗もあるんです!

元々は茨城県牛久市発祥ですが、現在は北海道札幌市東区に本社を置いています。

北海道内の店舗数が多いため、「北海道発祥のラーメンチェーン」と誤解されることも多いようです。

山岡家の店舗は国道沿いのロードサイドに多く、24時間営業の店舗が多いのも特徴。

長距離ドライバーや深夜勤務の人たちに支持される理由の一つでしょう。

また、山岡家は2020年以降のコロナ禍でも業績を伸ばし続けています。

他のラーメン店が多く苦戦する中、山岡家が好調な理由はいくつかあります。24時間営業の強みに加え、ロードサイド店舗中心の戦略があります。さらに、冷凍餃子のテイクアウトサービスなど、時代のニーズに合わせた経営戦略が成功した結果と言えるでしょう。

一部の店舗では「ラーメンを食べるとシャワーが無料」というサービスも提供。長距離ドライバーには嬉しいサービスです。こうした細やかな配慮も支持される理由の一つです。

まとめ:山岡家は濃厚スープがクセになる、茨城県発祥の人気ラーメンチェーン!

いかがでしたか?山岡家は茨城県牛久市生まれの全国区ラーメンチェーン。3日間かけて作る濃厚豚骨スープと、それに絡む太麺、山盛りの白髪ネギが特徴です。

見た目は家系ラーメンに似ていますが、豚骨100%のスープを使用するなど、実は全く異なるラーメンです。独自の進化を遂げてきました。

茨城県牛久市の本店から始まり、北海道札幌市に本社を置いて全国展開している今でも、各店舗でスープから手作りするというこだわりは変わっていません。

「ガツンと来て、くせになる」というキャッチフレーズ通り、一度食べるとまた食べたくなる独特の魅力があります。山岡家のラーメンをまだ食べたことがない人は、ぜひ一度挑戦してみてください!

最新の店舗情報やメニューについては、山岡家の公式サイト(https://www.yamaokaya.com/)やSNSでご確認ください。

※記事内容は2025年5月時点の情報です。メニューや価格、営業時間などは変更されている可能性がありますので、最新情報は公式サイトでご確認ください。

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