札幌からおすすめのドライブをご紹介いたします
忙しい日常から離れて、ちょっとした気分転換をしたいと思ったことはありませんか?
札幌周辺には、車で気軽に行ける絶景スポットや癒しの名所がたくさんあります。
この記事では、札幌市内から日帰りで楽しめる、おすすめドライブコースを5つご紹介します。
週末のお出かけや、突然の休日にぜひ参考にしてみてください。
1. 小樽運河と海岸線を巡るノスタルジックコース
札幌からドライブで往復約80km / 4〜5時間
札幌から約40分で行ける小樽は、レトロな雰囲気と美味しいグルメで人気の観光地です。
小樽運河沿いの倉庫群や石造りの建物は、かつて北海道の貿易港として栄えた小樽の歴史を今に伝えています。
運河周辺の散策やガラス工芸品のショッピング、新鮮な海鮮丼を堪能した後は、国道5号線を海岸線に沿って走り、祝津エリアまで足を延ばすのがおすすめです。
小樽運河
明治・大正時代に造られた運河沿いを散策。
夕暮れ時のガス灯の灯りが特に美しいので、夕方からの訪問もおすすめです。
堺町通り商店街
ガラス工芸品のお店や和菓子店、オルゴール館などが立ち並ぶ観光スポット。
祝津エリア・小樽水族館
海に面した風光明媚なエリアで、小樽水族館では北海道の海洋生物を見学できます。
ドライブTips:小樽市内は特に週末や観光シーズンは混雑するため、朝早めの出発がおすすめ。駐車場は小樽運河プラザ周辺が便利です。

2. 定山渓温泉と豊平峡ダムを巡るリフレッシュコース
札幌からドライブで往復約70km / 5〜6時間
札幌市南区に位置する定山渓温泉は、札幌市民の奥座敷と呼ばれる人気の温泉地です。
山間の道を走る途中には美しい渓谷が広がり、特に紅葉の季節は息をのむような景色を楽しめます。
温泉街での足湯や日帰り入浴を楽しんだ後、さらに山側へ進むと豊平峡ダムがあり、ダム湖の青と山の緑のコントラストが見事です。
定山渓温泉街
多くの温泉旅館やホテルが立ち並び、日帰り入浴施設も充実。
温泉街の中心には無料の足湯もあり、気軽に温泉気分を味わえます。
豊平峡ダム
高さ102mの重力式コンクリートダムで、展望台からの眺めは圧巻。
※冬季(11月中旬〜4月下旬)は閉鎖されるため注意
3. 支笏湖と千歳サーモンパークを巡る水の恵みコース
札幌からドライブで往復約100km / 6〜7時間
札幌から約1時間で行ける支笏湖は、透明度の高さで有名な美しいカルデラ湖です。
四季折々の美しい景色が楽しめますが、特に冬の「氷濤まつり」と夏の「湖水まつり」が人気です。
支笏湖
日本で2番目に透明度が高い湖で、湖畔には遊歩道が整備されています。
夏はカヌーやボート、冬はワカサギ釣りなど、季節ごとのアクティビティが充実。
千歳サーモンパーク
サケの生態を学べる水族館「サケのふるさと館」を中心とした施設。
9月〜10月にはサケの遡上を間近で見ることができます。
4. 余市ウイスキー蒸溜所と果樹園を巡るテイスティングコース
札幌からドライブで往復約120km / 7〜8時間
NHK朝ドラ「マッサン」の舞台となったウイスキー蒸溜所は、レンガ造りの建物が美しく、工場見学も人気です。
余市はリンゴやサクランボなどの果物の産地としても知られており、季節によっては果物狩りも楽しめます。
ニッカウヰスキー余市蒸溜所
1934年創業の歴史ある蒸溜所で、見学ツアーではウイスキー製造工程を学べます。
※ドライバーはアルコール試飲ができないため注意(ソフトドリンクあり)
余市果樹園
季節によって様々な果物狩りが楽しめます(6月:さくらんぼ、7〜10月:りんご・ぶどうなど)。
5. モエレ沼公園と石狩浜を巡る芸術と自然コース
札幌からドライブで往復約60km / 5〜6時間
世界的な彫刻家イサム・ノグチがデザインしたモエレ沼公園は、アートと自然が融合した独特の空間が魅力。
広大な敷地内には、ガラスのピラミッドやモエレ山など、フォトジェニックなスポットが点在しています。
モエレ沼公園
広さ約189ヘクタールの公園で、「ガラスのピラミッド」が象徴的なランドマーク。
四季折々の景色を楽しめ、冬には雪と氷のオブジェが美しい雪まつりも開催。
石狩浜
日本海に面した砂浜で、特に夕日の景色が絶景。
「はまなすの丘公園」では石狩灯台や海浜植物を観察できます。
季節別おすすめドライブコース
春(4〜5月):桜を追いかけるドライブ
円山公園 → 北海道大学 → 北海道神宮
夏(6〜8月):涼を求めるドライブ
滝野すずらん丘陵公園 → 札幌国際スキー場(標高の高いエリアで涼しく過ごせます)
秋(9〜10月):紅葉狩りドライブ
藻岩山 → 北大植物園 → 中島公園
冬(11〜3月):雪景色を楽しむドライブ
札幌市時計台 → 大通公園 → 白い恋人パーク

ドライバーへのワンポイントアドバイス
1. 事前の車両点検を忘れずに:タイヤの空気圧、エンジンオイル、冷却水など
2. 季節に応じた準備を:冬は防寒具や非常食、夏は日よけや水分を
3. 道路情報を確認:特に冬季や悪天候時は通行止めがないか確認を
4. ゆとりのあるスケジュールを:急がず安全運転を心がけましょう
5. 地元のグルメを楽しむ:道の駅や地元の人気店に立ち寄りましょう
※掲載情報は2025年3月時点のものです。施設の営業時間や入場料などは変更される場合がありますので、お出かけ前に各施設の公式サイトなどで最新情報をご確認ください。