札幌生活Q&A|地元民が本音で答える疑問解決ガイド

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札幌生活 疑問

こんにちは、「くるまど札幌」編集部です。札幌生活に関する情報をお届けします。

今回は、札幌への旅行や移住を考えている方から寄せられる素朴な疑問に、生粋の札幌っ子がザックバランに回答します!

知って得する地元の知恵から、ついつい笑ってしまう北海道あるあるまで、なんでも札幌弁でお答えしますよ〜。

目次

札幌生活 冬の生活編

Q1: 札幌の冬って本当に寒いんですか?どのくらいの寒さ対策が必要ですか?

A: 「寒いっしょ!」…と言いたいところだけど、最近の札幌の住宅は高断熱・高気密が進んでいて、家の中は意外と暖かいんだわさ。

熱損失係数(Q値)1.45W/m²・K以下の基準を満たす住宅が多く、外は氷点下でも家の中は快適に過ごせるっしょ。

冬の札幌の平均気温は、最も寒い1月でも-3.6℃前後。最低気温は-10℃を下回ることもあるから、外出時は「重ね着の技術」が必須!

薄手のヒートテック→厚手のヒートテック→セーター→ダウンの4層構造が鉄則だべさ。

手袋と帽子は命を守る装備だし、革靴やハイヒールで雪道歩くのは「危険行為」と言われてるから、滑り止め付きの靴か長靴が必須だべさ。

Q2: 雪かきって大変ですか?コツとかありますか?

A: 正直、かなり労力がいるけど、やらないと生活できないんだわ。

除雪のコツは「溜めこまないこと」。少しずつ降るたびに片付けた方が断然ラク。

朝起きて「うわぁ50cm積もったべ…」となったら、その日の予定は全部キャンセルして雪かき一日コースだわ。

道具はアルミの軽量スコップがおすすめ。プラスチックだと割れるし、スチールだと重過ぎて腰やられるし。

あと地味に便利なのが「雪かき用手袋」。

普通の手袋だとすぐビショビショになるから、防水加工された専用のやつがマジでおすすめだべさ。

車の雪落としには「スノーブラシ」が必須。

長めのハンドルで取り回しやすいものを選ぶといいっしょ。

最近はホームセンターで折りたたみ式のコンパクトなスノーブラシも売ってるから、車のトランクに入れておくと安心だべさ。

Q3: 冬の車の運転は危険ですか?

A: 慣れない人はかなり注意が必要っしょ。

特に2月の路面は「鏡面仕上げ」と呼ばれるほど滑るから。

札幌の交差点は北国ならではの凍結で滑りやすいので、運転には細心の注意が必要だべさ。

でも、住むなら運転は必須だから、覚悟して練習するしかないんだわ。

コツは「ゆっくり走る」「急な操作をしない」「車間距離を十分取る」この3つ。

あと夏タイヤで冬を走るのは非常に危険で、周りにも迷惑をかけることになるから絶対やめてほしいべさ。

札幌生活 食と暮らし編

Q4: スープカレーって札幌市民はよく食べるんですか?おすすめの店は?

A: 普通に食べるっしょ!でも観光客が思うほど「毎日の日常食」ではないかも。

月1〜2回くらいのペースで「今日はスープカレー食べに行くべ」って感じだべさ。

人気店は「スープカレー キング(SOUP CURRY KING)」「スアゲプラス(Suage+)」「ラマイ(RAMAI)」「ろじうら(Rojiura Curry SAMURAI.)」が鉄板だけど、混雑覚悟だべ。

穴場を狙うなら「マジックスパイス(MAGIC SPICE)」「ピカンティ(PICANTE)」「ガラク(GARAKU)」もイケてるべさ。

地元民の間で知られているのが、新千歳空港にもある「lavi(ラビ)」。

観光客にも人気だけど、地元民も「最後の一杯」に選ぶほど支持されてるんだわ。

Q5: 札幌の生活費はどのくらいですか?家賃と光熱費の平均は?

A: 家賃は1LDKで5〜6万円くらいが相場。

都心部ならもうちょい高くて7万円前後、少し離れれば4万円台から見つかるっしょ。

意外と知られてないのが、冬の光熱費の高さ。

暖房用の灯油代がバカにならねえの。

最近の高断熱住宅なら月に100リットル程度で済むけど、断熱性能が低い古い住宅だと月200リットル以上使うこともあるべさ。

灯油価格は変動するけど、1〜2月はガス代と灯油代合わせて1.5〜2万円くらいになることも珍しくないから、生活費計算するときは「夏の1.5倍」くらいを見込むといいべさ。

でも、東京や大阪に比べれば家賃はかなり安いから、移住組にはメリット大きいっしょ。

あと、冬は寒くて外出が減るから、自然と「引きこもり貯金」ができるという謎メリットもあるべさ。

Q6: 札幌でおすすめの観光スポットを教えてください!

A: 定番は時計台と大通公園だけど、実は時計台は初めて見ると「写真で見たイメージと違う」って思う人も多いから、事前にそんな感じと思っておくといいかもしれないべさ。

地元民が本当におすすめするのは「モエレ沼公園」。

イサム・ノグチがデザインした公園で、夏も冬も絶景だべさ。

あとは「サッポロファクトリー」は地元民御用達の商業施設として親しまれていて、観光客も地元の人も楽しめる場所だっしょ。

あと、マジでおすすめなのが市電に乗ること。

210円で街中をぐるっと一周できるから、安上がりな市内観光になるし、車窓から札幌の街並みを見るのは結構楽しいべさ。

冬に雪が積もった日に乗るとめちゃくちゃ風情があるから、ぜひ体験してほしいんだわ。

Q7: 札幌の飲食店でマナーとして気をつけることはありますか?

A: 基本的には他の都市と同じだけど、冬場は特有のマナーがあるっしょ。

まず「靴を脱ぐ店」が多いから、靴下は穴あきじゃないのを履いていくべきだべさ。

あとね、冬に飲食店に入るときは「ドアの開け方」に気をつけて。

風で雪が店内に吹き込むから、ドアはサッと開けてサッと閉めるのがマナー。

「寒いから早く入りなさいよ〜」って店員さんに言われたら、それはもう「ドアが開きっぱなしだよ」という札幌弁の遠回しな表現だから気をつけるべさ。

札幌生活 トラブル回避編

Q8: 札幌に住むときによくあるトラブルと対処法を教えてください

A: 代表的なトラブルは「除雪業者とのいざこざ」。

市の除雪車が家の前に雪山を作ることがあるんだけど、それは「悪意」じゃなくて「仕方なく」なんだわ。

苦情を言う前に「どこに雪を寄せればいいんだ問題」を考えてみてほしいべさ。

あとは車のバッテリー上がり。

マイナス20℃くらいになると、一晩でバッテリーが上がることもざらにあるっしょ。

対策は「バッテリーウォーマー」を付けるか、「ジャンプスターター」を常備しておくこと。

地元民は「冬用バッテリー」に交換してる人も多いべさ。

そして、意外と多いのが「凍結による水道管破裂」。

長期不在にするときは必ず水抜きするか、暖房を最低温度でつけっぱなしにしておくのが鉄則だべさ。

Q9: 冬の停電って怖いですか?

A: マジで命に関わることもあるから、停電対策は必須っしょ。

特に「ブラックアウト」があった2018年以降、地元民は皆「非常用電源」「カセットコンロ」「LEDランタン」を常備してるべさ。

停電すると灯油ストーブもファンヒーターも使えなくなるから、「電源不要のストーブ」か「使い捨てカイロをたくさん」用意しておくのが命を守るポイント。

ただし、停電復旧時に火災になるケースがあるので、電気が復旧したらすぐにコンセントを抜いておくことも忘れないでほしいべさ。

あと意外と重要なのがスマホの充電器。

今どきは手回し充電できるラジオ付きライトが2000円くらいで買えるから、一家に一台あると安心だべさ。

Q10: 札幌に移住して後悔することってありますか?

A: ぶっちゃけ「冬の長さ」にはみんな参るっしょ。

11月から4月まで半年間、雪と寒さと闘うのは精神的にもキツイべさ。

特に2月は日照時間も少なくて、気持ちが沈みがちになることもあるから注意が必要だね。

でも、その分「夏の快適さ」は素晴らしい!

基本的には湿度が低くてカラッとしているけど、最近は猛暑日になることもあって、2023年8月には観測史上最高の36.3℃を記録したこともあるべさ。

それでも内地と比べると涼しく過ごしやすい日が多いから「夏の快適さ」はやっぱり札幌の大きな魅力だべさ。

札幌生活 まとめ

札幌生活は厳しい冬と引き換えに、人の温かさと美味しい食べ物がある素敵な街です。

観光で訪れるのも良し、移住するのも良し。

どちらにしても「冬への備え」さえしっかりしておけば、きっと素晴らしい札幌ライフが待っているはずだべさ。

「札幌弁レクチャー」おまけ:

  • 「〜だべさ」「〜っしょ」「〜だわ」:断定の言葉
  • 「なまら」:とても、すごく
  • 「しばれる」:寒い
  • 「めんこい」:かわいい
  • 「じゃっぱ」:お金
  • 「ごっこ」:ちょっとの間
  • 「ちょす」:触る
  • 「しょっぱい」:塩辛いではなく「疲れた」の意味

(※この記事の札幌弁は若干盛っています。現在の札幌では標準語に近い話し方をする人が多く、特に若い世代では方言が薄れてきていますので、あしからず。)

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