回転寿司の聖地・札幌で地元民が通う5大名店を徹底比較

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回転寿司

北海道・札幌は新鮮な海の幸が豊富で「回転寿司激戦区」と呼ばれるほど、優良店がひしめいています。

観光客向けの有名店から地元民しか知らない穴場まで、コスパ抜群の回転寿司店が多数あります。

今回は、地元民に愛される札幌の回転寿司5大名店を徹底比較し、それぞれの魅力をご紹介します。

目次

1. 回転寿司 トリトン〜札幌で知らない人はいない老舗の名店

札幌市民に「回転寿司といえば?」と尋ねると、真っ先に名前が挙がるのが「回転寿しトリトン」です。

1980年代の創業以来、常に地元の人々に愛され続ける札幌回転寿司の代名詞的存在です。

トリトンの特徴

  • 鮮度抜群の大きなネタ:一般的な回転寿司チェーンと比べて1.5倍ほどの大きさ
  • コストパフォーマンスの高さ:ほとんどの寿司が100〜300円台で提供
  • 人気の高さ:開店前から行列ができる人気店
  • 回転レーンを流さない店舗も:注文を受けてから握る「注文制」を採用する店舗も

おすすめメニュー

  • 生サーモン:脂がのった特大サイズのサーモン
  • 大トロ:リーズナブルな価格で食べられる高級ネタ
  • 大海老:ぷりぷりの大海老を手頃な価格で
  • 醤油漬けいくら:北海道ならではの新鮮ないくら

店舗情報

札幌市内に複数店舗を展開。

どの店舗も地元客で賑わっており、特に週末は30分〜1時間待ちは覚悟したほうがよいでしょう。

2. 根室花まる〜北海道の食材にこだわる人気チェーン

札幌駅直結のJRタワー・ステラプレイス店をはじめ、すすきのにも店舗を構える人気店。

本店のある根室や道東で水揚げされた魚介類を直送していることで知られています。

根室花まるの特徴

  • 根室直送の新鮮ネタ:北海道東部・根室の漁港から直送
  • 道産食材へのこだわり:北海道産の米や醤油、わさびなど素材にこだわり
  • 観光客にも人気:札幌駅に直結しているため観光客にもアクセスしやすい
  • 独自のメニュー:漁師町ならではの調理法や珍しいネタが豊富

おすすめメニュー

  • 二階建てほたて:サクッとした噛み応えは一度食べたら
  • やりいか:真いかよりも濃い甘み
  • 浜茹でほたるいか:ふっくら炊けてて、中のゴロの味が濃いんです
  • 歯舞ふのり汁:葉は細くコリコリした歯ざわり

店舗情報

札幌駅直結のJRタワーステラプレイス店は常に行列ができており、ココノススキノ店も夜は特に混雑します。

待ち時間に名前を書いて外出できるシステムがあるので便利です。

3. 回転寿司 えりも岬〜地元民絶賛の超穴場店

札幌市白石区菊水元町にある「えりも岬」は、観光客にはほとんど知られていない地元民の秘密の名店です。

旬魚を産地直送で提供している、ネタにこだわっているのが特徴です。

えりも岬の特徴

  • 驚異的なコスパ:ランチタイムは数種類から選べて約700〜1,000円という破格の価格
  • 地元民専用の雰囲気:観光地から離れた住宅街にあり、ほぼ100%地元客
  • アクセスの不便さ:最寄り駅から徒歩15分以上かかるため車推奨

おすすめメニュー

  • ランチセット:毎日食べれる超お得なセット
  • 活イカ:釣りたてのイカは甘みが違う
  • 活ホタテ:大きめサイズのほたて
  • 生本マグロトロ握り:一番人気の定番ネタ

店舗情報

札幌市白石区菊水元町2条4丁目5-5に位置し、駐車場完備。

最寄りの東札幌駅や白石駅からはタクシーが便利です。

4. 四季花まる〜根室花まるの姉妹店で高級志向

「根室花まる」の姉妹店として、より高級路線を打ち出している「町のすし家 四季花まる」。

回転寿司よりもグレードアップした雰囲気で、特別な日に利用する地元民が多い店です。

四季花まるの特徴

  • 根室花まるの上位版:同じ仕入れルートでより厳選されたネタを提供
  • 落ち着いた雰囲気:回転寿司よりも高級感のある店内
  • 「回らない」スタイル:基本的にカウンター席とテーブル席で提供
  • 季節限定メニュー:四季折々の北海道の旬の味を楽しめる

おすすめメニュー

  • 本日の特選握り:その日一番の仕入れを使った握り
  • ランチセット:お寿司10貫に茶碗蒸しと汁物がついてお得
  • 日本酒のペアリング:北海道の地酒と共に楽しむのがおすすめ

店舗情報

札幌市内に数店舗展開しており、予約推奨。

根室花まると比べると価格帯は2〜3割高めですが、特別な日の食事には最適です。

5. まつりや〜コスパと味のバランスが絶妙

札幌市内に複数店舗を持つ「まつりや」は、トリトンと同様に地元で長く愛されている回転寿司店です。

道民から「あまり道外の人に知られたくない穴場店」と言われるほどの隠れた名店です。

まつりやの特徴

  • リーズナブルな価格設定:多くのネタが100〜300円台
  • 地元民の日常使い:特別な日というより普段使いで愛されている
  • 地産地消にこだわり:全国各地の旬の食材をいち早く
  • サイドメニューも充実:寿司以外の一品料理も評判が良い

おすすめメニュー

  • 特製サーモン:厚切りで脂がのった一品
  • 炙りえんがわ:シンプルながら絶品
  • ザンギ:サイドメニューの人気者
  • 串揚げ盛り合わせ:お得な盛り盛り合わせ

店舗情報

札幌市内に数店舗展開。家族連れに人気です。

平日でも混雑することが多いため、早めの来店がおすすめです。

6. 札幌で回転寿司を楽しむコツとマナー

訪問のベストタイミング

  • 平日のランチタイム:特に11:30〜12:00の間が比較的空いている
  • 土日は開店直後か15時以降:昼食時間を避けるのがポイント
  • 観光シーズン(7〜8月)は特に混雑:予約可能な店舗は予約を

北海道らしい食べ方

  • わさびを控えめに:北海道の新鮮なネタはわさび控えめで魚本来の味を楽しむ
  • 地元の日本酒やビールと一緒に:サッポロビールや道産の日本酒との相性抜群
  • イカは函館スタイルで:シャリの上にわさびをのせ、その上にイカをのせる食べ方
  • 一皿だけでなく「にぎり」と「軍艦」をバランスよく:様々な味わいを楽しもう

地元民に倣うなら

  • 「活きイカ」は見逃さない:北海道の回転寿司の醍醐味
  • サイドメニューも要チェック:鮮魚のアラ汁やカニ汁などの温かいスープがおすすめ
  • デザートまで食べ切る:多くの店舗で食後のコーヒーや小さなデザートがサービス

7. まとめ:札幌の回転寿司は鮮度が命

札幌の回転寿司文化は、新鮮な海産物と地元の人々の「良いものを適正価格で」という価値観が組み合わさって発展してきました。

本州の回転寿司チェーンとは一線を画す、地元密着型の店舗が多いのも特徴です。

ぜひ観光客向けの有名店だけでなく、地元の人が通う穴場店も訪れてみてください。

「えりも岬」のような地元民しか知らない超穴場店は、車がないとアクセスが難しいものの、その価格と鮮度に必ず驚くはずです。

札幌の回転寿司は単なる「安くて手軽な寿司」ではなく、北海道の豊かな食文化を気軽に楽しめる場所です。

観光の際はぜひ地元の人おすすめの店を訪れて、本物の北海道グルメを堪能してください。

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